街と山のあいだ/若菜晃子

「山と街のあいだ」をコンセプトに、身近な自然を取り上げ、毎号ワンテーマ主義!で作られている小冊子『murren』。
その発行人として、また文筆家として活躍する若菜晃子さんが、山をテーマにして書いた随筆集です。
四季にわたる山行記や、登山雑誌の編集部に在籍していた頃の記憶に残るエピソードなど、山がキーワードになっている文章が集められているのはもちろんですが、

「本当に山が好きな人は、その山が高かろうが低かろうが、有名であろうが無名であろうが、それぞれにその山のよさがわかる。
そしてそれぞれにその山と相対する。それが真の山好きというものだ。
そうした人たちが、今日もあらゆる山のなかをひっそりと歩いている」(本文より)

この「山」にあてはまるものを、読者それぞれが持っているのではないかしら、と思います。
そんなふうに山登りをしない人でも、自分の身に置き換えて読むことのできる1冊です。

若菜晃子……1968年兵庫県神戸市生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業後、山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆。「街と山のあいだ」をテーマにした小冊子『murren』編集・発行人。『東京近郊ミニハイク』(小学館)、『徒歩旅行』(暮しの手帖社)、『地元菓子』(新潮社)、『東京甘味食堂』(本の雑誌社)など著書多数。

※本のみ…1600円+税、
本の中で使われている若菜さんのスケッチを、ポストカードにしたもの(5枚セット)と本のセット…2250円+税です。
書籍のみポストカード付
2,475円(税込)
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