てくり別冊「いわてのうるし」

伝えたい、残したい、盛岡の「ふだん」を綴る本「てくり」。
そのてくりが、じっくりと腰を据えて向き合い、まるごと1冊「いわてのうるし」の本を作りました。

漆掻き、木地師、塗師。
漆の器が出来るまでにかかわる、職人さんを訪ねて、お話をじっくり聞いたり。
漆については素人、という人も含む、若い人たちが中心となって、「自分達はこんなうるしの器が使ってみたい!」と、議論をかさねて、てくりオリジナルの「まるんといわて椀」を作ったり。
そして、美味しいごちそうをのせて、実際に使ってみたり。

とにかく、高価で手が届かない、というイメージから、
これだけの手間をかけて作った器、高くない!使ってみたい!と思わせられる、ドキュメンタリー本です。

鈴木健司
佐々木米蔵
岩舘 隆
滴生舎
安比塗漆器工房
増沢塗 及川守男
光原社 佐藤竹治
艸工房 玉山保男
勝又比呂志
東北巧芸舎 佐藤勲
うるし女子たち
浄法寺漆産業
高橋勇介
田代 淳

寄稿「わたしとうるし」
小池梨江(くらしの知恵と道具『jokogumo』店主)
木村衣有子(随筆家)
小林裕二( 器と道具『つみ草』店主)
日野明子(一人問屋、『スタジオ木瓜』主宰)

オールカラー112ページ。A5判。
販売価格
1,887円(税込)
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