旅の彼方/若菜晃子

「山と街のあいだ」をコンセプトに、身近な自然を取り上げ、毎号ワンテーマ主義!で作られている小冊子『murren』。
その発行人として、また文筆家として活躍する若菜晃子さんが、世界各国を旅して綴った随筆集の第三集です。
若菜さんが長年にわたって旅をし、出会った自然や人、自らとの対話、それらが丁寧な文章で綴られています。
旅の記憶に付随する本のことや食のことも多く綴られています。

目次
はじめに
白い岬にて

◆旅の空
上空にて/ピーターパン/浮浪者のふたり/生きる喜び/異国の空/キャンディまで/物事の理/浮遊する魂
◆ロシア カムチャツカのおばさん
キッチン用品のおばさん/ネッカチーフのおばあさん/売店のおばさん/ハスカップのおばあさん/ホフロマ塗のおばあさん/浜辺のおばあさん/バス停のおばさん/トレンチコートのおばあさん
◆英国 湖水地方の秋
−湖水地方の秋
 オークの船/フィルとドレイクと片方手袋/スレート/私的地図考/教会のポポーポ/バスバス走る/フレイクジャックス/中国の田部井さん/開かない土産物屋/夜中に嵐が来た話/海と原発/シオンの瞳/The North Pole
◆旅と書物
はなのすきなうし/ロッテルダムの灯/ヴァリスの光/教会の男/アミエルの日記/ハンス・ブリンカー
◆忘れじの味
−ジャンクスイーツの旅
 インド/オールドデリー
 ポルトガル/アルガルヴェ
 モロッコ/フェズ
 メキシコ/バハ・カリフォルニア半島
 ロシア/モスクワ
 ギリシャ/クレタ島
 スイス/ツェルマット
 カタール/ドーハ
日本語教師と大判焼/ひよこ豆のスープ/バター茶/ハニービール/スイスのランチバック/ポテトフライとジブラルタル/夜明けのスープ/葉包みの正体/葉で包む
◆タイの午後
夜行列車の風/春のぬくもり/メコンの流れ/国境の町の竜神伝説/ジャックのおばさん/停車場の友/三人の夜店
◆人々の街角
ペチカのアパート/生きもののいる暮らし/岩棚の家/迷路の卵/花を買う男/アラブストリートにて/ヤドカリのお礼/帽子の男の子/麦わら帽子/ロシア人の握手/サタラ行きのバス
◆旅のあとさき
紅白の鶴/ノートをつける/帰国後のパーティ/アジアの香り/生きているインド/我が師の恩/平平安安
◆南アフリカの籠
木が教えてくれた/星々の夜/海辺の家の椅子/あなたの籠/ハタオリドリ/花は光の射す方向を/花畑と彩雲/ヨーグルトの容器/喜望峰で見たもの/帰っていった1ランド/赤い水平線

滞在国・都市名一覧
おわりに

若菜晃子……1968年兵庫県神戸市生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業後、山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆。「街と山のあいだ」をテーマにした小冊子『murren』編集・発行人。『東京近郊ミニハイク』(小学館)、『徒歩旅行』(暮しの手帖社)、『地元菓子』(新潮社)、『東京甘味食堂』(本の雑誌社)など著書多数。

販売価格
1,760円(税込)
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